お役立ち情報

【台風シーズン到来】強風・突風が天井クレーンに及ぼすリスクと現場で取るべき対策

皆さん、こんにちは。

愛知県全域で天井クレーンの点検・修理・リニューアルを手掛ける「ホイストクレーンプロエンジニアリング」です。

夏から秋にかけて、日本列島には本格的な台風シーズンが到来します。

毎年この時期になると、大雨や暴風に関するニュースが連日報じられますが、工場や製造現場で天井クレーンを運用されている皆さまは、「風によるリスク対策」が万全と言えるでしょうか?

「天井クレーンは建物の室内にあるから風の影響は受けない」と思われがちですが、建物の構造や開口部の状態、あるいは屋外ピットの設備によっては、強風・突風が甚大なトラブルを引き起こす要因となります。

本記事では、強風がクレーン設備に及ぼす危険性と、現場で今すぐ確認・実践すべき具体的な防止策をわかりやすく解説します。

屋内でも油断厳禁!強風・突風が引き起こす3大リスク

クレーン等安全規則では、強風時の作業中止基準(平均風速10m/s以上)や逸走防止の義務(瞬間風速30m/s超)が定められています。

屋外設置のクレーンはもちろんですが、実は屋内の天井クレーンであっても風の危険から無縁ではありません。

① 「建物の開口部」から吹き込む風による荷揺れ・激突

大雨・暴風時には、トラックの搬入搬出口や大型シャッターを開け閉めする機会が増えます。この開口部から工場内に突風が吹き込むと、吊り荷が予想外の挙動(揺れ・旋回)を起こし、周囲の作業者や設備に激突する危険が高まります。

② 屋外クレーンの「逸走(いっそう)」と逸走防止装置の破損

建屋の外(屋外ヤードやヤード連結部)に設置されている走行クレーンは、暴風を直接受けるため最も危険です。強力な風圧によってブレーキを押し切り、クレーン本体がレール上を勝手に走り出す「逸走事故」が発生する恐れがあります。

③ 瞬間的な停電(瞬低)による機械・電気系統のトラブル

台風接近時は雷や強風による送電トラブルが増加します。操作中に瞬間的な停電(瞬低)や電圧降下が起こると、ブレーキが急作動して荷が激しく揺れたり、制御基板に過負荷がかかって故障の原因になったりします。

【現場でチェック】強風・台風時に徹底すべき3つの安全対策

強風による事故を防ぐためには、作業者への教育とハード面での準備をセットで進めることが重要です。

1. 「基準値」に基づく明確な作業中止ルール

「これくらいなら大丈夫だろう」という現場の自己判断は禁物です。

風速計が設置されている現場では数値を客観的に確認し、平均風速10m/s以上の場合はすみやかに作業を停止するルールを徹底しましょう。

数値が確認できない場合でも、「シャッター付近で風圧を感じる」「吊り荷が風で煽られる」といった状態になれば、直ちに作業をストップさせる判断基準を周知しておくことが不可欠です。

2. 終業時・避難時の「逸走防止措置(アンカー・レールクランプ)」

台風の接近が予報されている際や、業務終了時には、屋外クレーンが風で動かないよう確実に固定措置を講じます。

  • 指定の留め位置(アンカー位置)へ走行させてアンカーをセットする。

  • レールクランプを確実に締め付け、ブレーキだけに頼らない固定を行う。

  • フックは巻き上げ上限付近まで巻き上げ、風で暴れない状態にする。

3. シャッター開放制限と搬入計画の見直し

強風時は、工場建屋の大型シャッターや窓を可能な限り閉鎖し、風の「通り道」を作らない工夫が効果的です。大型荷物の搬入・搬出などでどうしても開口部を開ける必要がある場合は、クレーン作業とタイミングをずらすか、誘導員を配置して安全を確保してください。

台風通過後の「運転再開前点検」もお忘れなく!

台風が過ぎ去った後、「暴風が止んだからすぐに作業再開」とするのもリスクが伴います。強風や大雨を通過した後は、以下の項目を点検してから運用を再開してください。

  • 異物・飛散物の噛み込み: レール上や給電線(トロリ線)に飛来物が乗っていないか

  • 雨漏り・浸水による絶縁不良: 走行モーターや制御盤周辺に水が侵入していないか

  • 構造部の変形・異音: 強風圧を受けたことによるフレームやワイヤーの異変がないか

少しでも「動作がいつもと違う」「変な音がする」と感じた場合は、無理に動かさず専門業者へ点検を依頼するのが確実です。

まとめ:自然災害から現場と設備を守るために

台風や突風は突然襲ってきますが、事前の備えと正しい知識があれば、事故や設備の損壊は未然に防ぐことができます。

  • 「屋外クレーンの逸走防止装置(レールクランプ)が正しく作動するか確認したい」

  • 「台風通過後にクレーンから異音がするので、プロの目で点検してほしい」

  • 「自社の強風時安全マニュアルが現状の設備に合っているか診断してほしい」

このようなお困りごとがございましたら、ぜひホイストクレーンプロエンジニアリングまでご相談ください。

愛知県のモノづくり現場の皆さまが、どんな天候下でも安心して業務に取り組めるよう、迅速かつ万全のサポート体制でお応えいたします。

天候の変化に十分警戒し、今期も一丸となって「ご安全に!」作業を進めていきましょう。

愛知の現場に、確かな安心を。

クレーンの風圧対策・点検・修理のご相談は「ホイストクレーンプロエンジニアリング」へ!

【お見積り・お問い合わせ】

WEBから簡単・無料でスムーズなお見積り依頼が可能です。どうぞお気軽にお問い合わせください。

お見積り・お問合わせ

WEBで簡単・無料でスムーズに無料お見積り依頼も
可能です。お気軽にお問い合わせください。

無料お見積り・お問い合わせはこちら

カタログDL

補助金情報や天井クレーンについて
お役立ち資料をご欄いただけます。

10秒で簡単!カタログDL

CONTACTお問合わせ