FA・設備 エンジニアリングセンター

ホイストクレーンを新規設置する際には、工場内の搬送物、面積等に配慮して最適な機種を選定することが重要です。工場の設計段階から図面を参考にホイストクレーンの設置場所や機種を検討することで工場内の限られた空間を最大限に活用するホイストクレーンの設置が可能です。

「重量」「走行距離・横行距離」
「揚程（ようてい）」「フック寄り」

などの基本的な要素のほかに、無線操縦装置の取付、照明取付、エア搬送ファン取付による空調機能の付加、2台のクレーンを連携させた衝突防止など付加価値提案の実績も豊富にございます。

ホイストクレーンは労働安全衛生法と同法に基づくクレーン等安全規則により、設置後の定期点検を行う必要がございます。

【点検】
月次点検　：　吊り上げ荷重　500kg以上
年次点検　：　吊り上げ荷重　500kg以上
性能検査　：　吊り上げ荷重　3t以上

重量物を搬送する機器ですので、労働者の安全のためにも、確実に実施することが重要です。保守・メンテナンスに加えて保守部品の購入にも対応可能ですので、保守・メンテナンスに関わるお困り事に一気通貫で対応いたします。

ホイストクレーンは重量物を搬送するため、高速での搬送が難しい設備です。また、工場内に設置できる台数にも限りがあるため、限られた台数・速度のなかで効率的に搬送を実施することが重要です。

ホイストクレーン導入の豊富な実績を有する当社であれば、お客様の工場にお伺いし、設備レイアウト・搬送物等の現場の情報から運用改善のご提案が可能です。

また、ホイストクレーン以外にも、工場内の一般的な荷役手段「台車」「フォークリフト」「垂直搬送機」「エレベーター」「コンベア」等の機器に関してもご対応が可能な当社であれば、工場内の荷役運搬のトータルエンジニアリングが可能です。

効率改善でお困りのお客様はぜひご相談ください。

ホイストクレーンは工場を新設する際に設置することが多いため、簡単に移設や更新が難しい設備となります。近年工場で生産する製品の移り変わりも激しいため、昔に設置したホイストクレーンでは最適な運搬が難しい場合も多くございます。

工場レイアウトの変更や工場移設・移転に伴うホイストクレーンの移設工事は当社にお任せください。また一般的に耐用年数は30年といわれておりますので、設置から30年以上が経過したホイストクレーンの更新に関しても、併せてご検討ください。