軽量かつ高強度！ペワッグチェーンスリング
工場内の重量物の搬送に欠かせないホイストやクレーンですが、対象物を安全に運搬するためには適切なチェーン・スリングの選定が必要不可欠です。チェーンスリングの選定方法から当社オススメの「ペワッグチェーンスリング」をご紹介させていただきます。
▼目次▼
チェーンスリング選定のポイント
ペワッグチェーンスリングの強み
ペワッグチェーンスリングのラインナップ
チェーンスリング選定のポイント
ホイストに使用するスリングは使用環境や用途によって適切に選定することが重要です。
スリングの素材も様々にございますが、今回はチェーンスリング選定のポイントについて掘り下げてご説明いたします。
荷重条件
チェーンスリングの選定において最も重要なポイントは、荷重条件です。荷物の重量や形状、重心位置に応じて、適切なチェーンスリングを選ぶ必要があります。荷重条件に応じて、チェーンのタイプやサイズ、強度などの仕様が異なります。
環境条件
チェーンスリングの使用環境も重要な選定ポイントです。野外での使用や腐食性のある環境、高温環境など、使用環境によってチェーンの素材や耐久性の要件が異なります。環境条件に適した耐候性や耐腐食性を持つチェーンスリングを選ぶ必要があります。
安全性
チェーンスリングを選定する際には、安全性も考慮する必要があります。チェーンの品質や耐荷重性、強度などが安全性に直結します。適切な安全基準に基づいた品質の高いチェーンスリングを選ぶことが重要です。
耐摩耗性
チェーンスリングは、荷物の吊り上げや移動時に摩擦や振動にさらされることがあります。そのため、耐摩耗性が重要なポイントです。耐摩耗性が高いチェーンスリングを選ぶことで、長期間にわたって安定した性能と耐久性を保つことができます。
コスト効率
チェーンスリングの選定においては、コスト効率も考慮する必要があります。低価格だけを追求するのではなく、適切な品質とパフォーマンスを持つチェーンスリングを選ぶことが重要です。コストと品質のバランスを考慮し、長期的な利益を追求することが大切です。
ペワッグチェーンスリングの強み
当社が取り扱っているペワッグ社はグレード１０のスリングチェーンを最初に市場に提供した会社です。
グレード８と比較して高強度ながら軽量化を実現しておりホイスト・クレーンに無駄な負荷をかけずに運搬する事が可能です。
【スリングチェーンの特徴】
- グレード８に比べて高性能かつ経済的
- グレード８に比べてワンサイズ小さく、取扱い、取り回しが容易
- 摩耗に強く長期間の使用が可能
- 各々のリングにグレード１０を意味する”１０”のマークがあり見分けが容易
- チェーンスリングには使用荷重を記載したタグがついており荷重の把握が容易
- 様々な環境でも目立つオレンジ色の塗装で視認性が高い
- 組立が非常に簡単で、日常点検や年間定期点検の工数削減が可能
- １００％の使用荷重でグラブフックが使用可能
- アイタイプ、ピンタイプの２種類を展開。最適機種の選定が可能。
【ウィナーの仕様荷重表】
ペワッグチェーンスリングのラインナップ
アイタイプ
ペワッグ・ウィナー２００ スリングチェーンの標準的なタイプです。使用目的に併せてチェーンや各部品構成、有効長さなどを選定することが可能です。
・シングル
・ダブル
・トリプル
・クォード
ピンタイプ
ピンタイプ標準セットはクレビス型金具にチェーンを組み入れた接続が標準となります。各種フックの組み立てもご要望に応じて対応可能ですので、お気軽にお相談ください。
・シングル
・ダブル
・クォード（トリプル兼用）
・ロードピン KBSW
ショートニングピンタイプ
ショートニングピンタイプ標準セットはクレビス型ショートニングフックにチェーンを組み入れた接続が標準です。ショートニングピンタイプは吊り荷に併せて有効長（L）の調整が可能です。各種フックの組み立てにも柔軟に対応いたしますので、ご相談ください。
・シングル
・ダブル
・クォード（トリプル兼用）
ホイストクレーンのお困り事は当社にお任せ！
ホイストクレーンの豊富な実績を有する当社であれば、お客様のお困りごとに併せて最適なサービスのご提供が可能です。
新規設置から、保守メンテナンス、移設等様々なお困りごとにも柔軟に対応いたします。
また、今回ご紹介させていただきましたチェーンスリングのように周辺機器に関しても豊富な納入実績がございます。
設置環境や搬送対象物によっては、チェーン以外のスリングも提案いたしますのでご安心ください。
ホイストクレーンでお困りごとをお抱えのお客様は、ぜひ当社にご連絡ください。
