キュービクル・高圧受変電設備

Q:キュービクル増設の費用相場と手続き|変圧器増設との違いも解説

回答

結論:キュービクルの増設費用は、既設筐体内に変圧器を追加する場合で100〜300万円、増設用キュービクルを新たに設置する場合で300〜800万円程度が目安です。増設では中部電力パワーグリッドへの契約電力変更の申込と、保安規程・主任技術者関連の変更手続きが必要になります。

「増設」には3つのパターンがあります

  1. 変圧器の増設・大容量化:既設キュービクル内に予備スペースがある場合。最も安価で工期も短い。
  2. 増設用キュービクル(二次側盤)の追加:既設から低圧で分岐し、新棟用の盤を設ける。
  3. 受電側キュービクルの増設:受電容量そのものを上げる。中部電力側の引込設備の変更を伴うことがある。

費用が変わる要因

  • 増設場所までの距離(ケーブル長)
  • 基礎の新設有無
  • 停電を伴うか(既設への接続作業は停電が必要)
  • 契約電力の増加に伴う電力会社側の工事負担金

必要な手続き(愛知県)

  • 中部電力パワーグリッドへ契約電力(受電設備容量)変更の申込
  • 保安規程の変更届(設備構成が変わる場合)/外部委託先への設備変更の通知
  • 消防への変電設備の変更届(市町村の火災予防条例による)
  • 増設後の使用前自主検査(電気主任技術者)

増設か更新か迷ったら

既設が15年以上経過している場合、増設に費用をかけるより本体を大容量に更新した方が、トータルの保全費用が下がることが少なくありません。現地調査で両案の比較見積を提示できます。

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